盆栽の奥深い魅力について

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愛着を感じる

盆栽と聞くとお年寄りの男性が楽しむものだと思われています。
しかし、最近では若い女性や外国人にもファンが増えて流行しています。
このようにファンを増やしている背景に、その世界は奥深さがあります。

実は、盆栽というのは自分の理想の状態に仕立てるのには、ガーデニングで庭を仕立てるのよりも長い時間のかかるものです。
そして自分の理想の状態を維持するためには、天候や気温にも気を配って世話をする必要があります。
趣味として手をかけている人は、小さな苗が自分の好みに仕上がっていく様子に愛着を感じ丁寧に仕立てていくのです。

盆栽の魅力とは

盆栽をするときには、自分の気にいった植物を好きなように育てれば良いと思われがちです。
しかし、そんな単純なものではないのです。
盆栽を行っていくのにはルールがあり、それを生かして進めていくことが面白さでもあるのです。

ルールといっても、盆栽のルールはゲームのような形式的なルールとは異なります。
盆栽を素敵に仕立てるために、先人たちが培ってきた知識がルールとしてあるのです。
このルールだけでなく、手入れをしながら観察して自分なりに適切な対応をしていくことが盆栽の楽しさなのです。

このようなルールを知っていると育てる楽しみだけでなく、鑑賞する楽しみにもなります。
ルールがどれだけ上手に生かされているかを考えながら鑑賞することは楽しいものです。
そして、ルールを知れば仕立てた人がどのようなことを意図して製作したのかを想像することができるようになり、それも楽しさとなるのです。

盆栽は植物を育てるのではなく仕立てるものです。
自分の理想の形に仕立てるには、ただ苗木を植えるだけでなく状況に応じて技術が必要となります。
枝を剪定したり根を切り詰めたり枝を曲げたりという作業が家庭として必要となります。

表現法は自由であり、自分の好みを作り上げて良いとは言っても基本樹形はあります。
きちんとそれぞれの表現には考えられた意図と、それを実現するための技術もあります。
土も種類がありますし、作品によってはブレンドをする必要もあります。

このような知識を必要な場面で本やインターネットで勉強して技術を習得していきます。
ただ知識を得るだけでなく実際に手を動かして覚えること、環境や状態によって一筋縄にいかないところ、それによって世界で一つだけの自分のオリジナルな作品を作れるところも盆栽の魅力です。

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