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シニアの靴選びポイント

加齢を楽しもう

昔のシニア像と今のシニア像は大幅に変わっています。
高齢化や医療技術の進化といった様々な要因から、以前までよりも確実に元気ですしおしゃれも楽しんでいる人も多くいます。
今までは年をとることがネガティブにとられがちでしたが、加齢を楽しむようになっています。

平均寿命が延びたことで退職後のセカンドライフの時間が長くなったために、様々なことができるようになりました。
定年後、まだ仕事を続けている人もいますし地域活動やサークルに参加している人もいます。
社会人の間はなかなかできなかった旅行を楽しんでいる人もいます。

このように、セカンドライフを充実させるためには少しでも元気でいたい、そのための努力をしようという考え方をする人が増えています。
せっかく長生きをいても足腰や脳もしっかり元気でなければ何をしても楽しむことができないものです。
そこで、散歩や山登りを趣味にしたり、マラソンに挑戦しているシニア世代も増えています。

シニア世代の靴選び

このように、アクティブに過ごすためには靴選びがとても大切です。
自分に合った靴を選ぶことで、怪我や膝の痛みを防ぐことができるためです。
足の変形や症状、場所に応じて調整ができるように中敷が取り外せるものはとても便利です。

高齢になるとクッション性が高い靴が選ばれがちですが、全体が柔らかいものはかかとが支えられずあまり良くありません。
そこで、かかとが固いものや足の甲の部分がしっかりしている靴紐がオススメです。
また、かがんで靴を履く面倒さから簡単に着脱できる靴が選ばれがちですが、マジックテープタイプやチャック付きのものの方が望ましいです。

自覚はなくても加齢ともに足の筋力は衰えているものです。
この筋肉の衰えでいつの間にか足が変形していることがあります。
外反母趾になったり膝を痛めたりする原因となりますから早めに対策をすることが必要です。

シニア層に多い足の変形を開張足と言います。
足がだるくなったり疲れやすくなったり、履いている靴が窮屈に感じたりすると、開張足の可能性があります。
長く放置すると手術の必要性があることもありますから、症状を感じたら早めに医師に見せることが大切です。

開張足になると足先が窮屈に感じ足幅の広い靴に帰る人が多くいます。
しかし、幅の広い靴に帰ることは症状悪化の原因となるのでしてはいけないことです。
中敷を活用して足にフィットしたサイズの靴を履くことが大切です。

正しい靴を履くことと同じくらい正しく歩くことも大切です。
まずは、かかとを地面につけてから体重を足の指に移動する歩き方が正しい歩き方です。
この横アーチを使った歩き方をすることで筋力の衰えも靭帯の弱まりも解消できますから、歩き方が悪くなっている人は正すことが必要です。

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