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ゲートボールより気楽?「ゲームセンター」で遊ぶシニア層が増加中

娯楽場所

ゲームセンターといえば、若い人の集まる場所というイメージの強いものです。
ただし、良いイメージは少ないものです。
店内は薄暗く、ガラの悪い人たちも多くいる場所、というネガティブなイメージが強い場所でした。

ここ数年、少子化の影響や子供の塾通いでゲームセンターの利用者は減少傾向にあります。
それに対し高齢者は増えていますし、元気なお年寄りは時間をもてあましている人も多くいます。
そこで、最近では高齢者向けの娯楽としてゲームセンターが生まれ変わろうとしているのです。

立地や地域性、設備によって異なりますが、多くのゲームセンターでは昼間に高齢者が集まってゲームをしています。
ゲームセンターを利用したきっかけは孫の付き添いや友人に誘われてという人がほとんどです、
一度来て、イメージの変わった高齢者が次から一人で足を運ぶようになることが多いです。

一人で来ても、だれかと約束をしていなくても仲間がいることも多いため、、足を運びやすいと感じる人が多いです。
そして、万が一知り合いがだれもいなかったとしても、一人で遊べるゲームが多いですしギャンブルと異なりつまらないと感じればすぐに切り上げられるのも魅力です。

最近では、ゲームセンターも高齢者に向けてのサービスを展開しています。
店内も入りやすいように明るくしていたり、無料のお茶のサービス、老眼鏡の貸し出しといったサービスも行われています。

子供たちが学校に行っている時間はゲームセンターにとってはお客さんのいないアイドルタイムでした。
だからトイって、この時間に来る若い人たちがいるとゲームセンターの風紀を乱すことになってしまいます。
そこで、ゲームセンターにとっても昼間に高齢者でにぎわうことはありがたいことなのです。

高齢者のゲーム利用のメリット

高齢者がゲームセンターを利用することにもメリットがあります。
まずは、家に引きこもらず外に外出する点です。

外に出れば誰かと話をすることになりますし運動をすることになります。
運動不足も解消できますし、人と話すことで認知症予防にもなります。

そして、ゲームを介しての付き合いであるためにいざこざも少なくて済みます。
今までは高齢者の集まりというとゲートボールのイメージが強くありました。
しかし、ゲートボールは頭も使いますし技術も必要な競技です。

あまり上手でない人は、足手まといになることでプレッシャーを感じてしまいますし上手な人もそうでない人に口出ししてしまうこともあります。
このようなことが続くとゲームに参加しにくくなってしまったり衝突してしまうことも出てきてしまいます。
そして、ゲートボールは人数やルールといった決まりもありますし道具も必要ですから気軽に行ける日だけ参加するということは難しくなってしまいます。

それに対してゲームセンターは集まった人数に応じて遊ぶゲームを選ぶことができます。
いざこざが起きて、どうしても嫌だと思えば足を運ぶゲームセンターを変えることもできます。
気軽に参加できて、無理な人付き合いの日腸がない点が、高齢者にゲームセンターが人気を集めている点でもあるのです。

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